CIDP等の自己免疫疾患の方はプレドニンを服用している方が多いと思いますが、その減量方法は担当する医師によってまちまちだと思います。
よって僕の場合のプレドニンの減らし方を紹介していきます。
プレドニンの副作用についてはこちらをどうぞ↓
目次
プレドニンの減量方法(自分の場合)
僕が最初に飲んだプレドニンの量は10錠(50mg)です。
首から下が動かなかったときなので最大量でした。
その後、治ってきて歩けるようになり退院するときに6錠(30mg)になりました。(1週間ごとに10mgずつ減量)
ステロイドパルスをして病状が回復しほぼ病気になる前の体に戻ったときは4錠(20mg)まで減らせました。(2か月ごとに5㎎減量)、CIDPが再発し6錠(30mg)に増えてしまいました。
また病状が安定し今度は4錠(20mg)まで減らすことできましたが、前回4錠(20mg)で再発してしまったのでここから減らすスピードを落とすことにしました。
4錠(20mg)飲んだ次の日は3錠(15mg)、次の日は4錠(20mg)次の日は3錠(15mg)と1日ごとに交互に飲む方法を採用しました。
2か月経ったら4錠(20mg)を飲んだ次の日は2錠(10mg)また2か月経ったら4錠(20mg)の次の日は1錠(5㎎)また2か月経ったら4錠(20mg)の次の日は0錠(飲まない)まで減らせました。
しかしここで再発し6錠(30mg)に逆戻りしてしまいました。
今度は維持療法をしてプレドニンを一気に減らす作戦を実行し、1か月ごとに5㎎減らし、1錠(5㎎)までいったら1か月ごとに1mg減らし今現在2mgまで減らすことに成功しています。
2mgまで減らせるともう0錠にしてもいいらしいですが、再発が怖いので1か月ごとに1mg減らす方法を続けています。
僕の場合、20mgからプレドニンを減らすと離脱症状が出始めました。
本来離脱症状とは急激に薬を減量すると出るものなんですが、ゆっくり減らしていたのに僕の場合は出てしまいました。
プレドニンの離脱症状
その1 食欲が減る
プレドニンの副作用で食欲が亢進していたので、これは食欲が戻ったともいえるのですが、病気になる前より食欲が減りました。
減らした薬の量に慣れてくると普通の食欲に戻ります。
その2 眠くなる
副腎皮質ホルモンが足りなくなり、エネルギー切れが起こったのかどうかはわかりませんが、昼食後に猛烈な睡魔が襲ってきます。
徹夜したレベルの眠気です。
座ってテレビを見ていたらいつの間にか寝ています。横になった記憶もありません。
その3 寒さに弱くなる
プレドニンの量が多いときは、家では冬でも薄着で過ごせていましたが、減量すると上着を着なければ凍えます。
その4 疲れやすい
これは眠気と同様にエネルギー切れが原因と思われます。
これらの離脱症状は減量して3週間経つとなくなりますが、さらに減らしたらまた離脱症状が復活します。
プレドニン(ステロイド)の減量方法と離脱症状について実体験を踏まえて紹介! まとめ
この経験から言えることはプレドニンの減量はくれぐれも慎重にということです。
焦って減らしても再発したら薬の量が増えて元も子もないので、ゆっくり減らした方がいいと思います。
なんとなく今月は調子が悪いと少しでも感じたら、プレドニンを減らすのは次の月にしましょう。
先生によってはどんどん減らそうとする先生もいるので、本当に減らしていいか自分の体によく聞いてみて考えた方がいいと思います。
薬の量が減ったとしてもゼロになるまでは人込みではマスクなどの感染予防をした方がいいです。
あらゆるマスクをつけてきた僕がおすすめのマスクについて紹介しています。