サスペンス映画【洋画】のおすすめ名作ランキングＴＯＰ４０【2019】

 

そんなときはサスペンス映画を見るのがオススメです。

サスペンス映画は実話も多く、ラストにどんでん返しがあることもあります。

シリアスな話が多いので、軽い内容よりも重い方が好きな方にオススメです。

ランキングの下に無料で合法的に映画を見る方法を記載しています。

 

よければこちらもどうぞ↓

 

サスペンス映画【洋画】のおすすめ名作ランキングＴＯＰ４０【2019】

 

42位　アメリカン・サイコ

【あらすじ】

80年代のニューヨーク。27歳のハンサムなヤッピー、パトリック・ベイトマンは一流企業の副社長。高級マンションに住み、美しい婚約者もいる彼は一見誰もが羨む生活を送っていた。しかし、彼の心の中には深い闇が広がっており、突如襲う衝動に突き動かされ、夜の街をさまよいホームレスや娼婦を殺害していたのだった……。

allcinema ONLINE

サイコパス

人としての感情や共感能力が著しく低下していて、自己愛が強いサイコパスの物語です。

クリスチャン・ベイルが好きならオススメです。

41位　プレステージ　℗　ⓤ

【あらすじ】

若く野心に満ちたロバート（ヒュー・ジャックマン）とアルフレッド（クリスチャン・ベイル）は、マジシャン（マイケル・ケイン）の助手をしていた。ある晩、舞台の事故でロバートの妻が亡くなったことが原因で二人は敵対するようになる。その後、彼らは一流のマジシャンとして名声を得るが、その争いは次第に激しさを増す。

シネマトゥデイ

禁断のマジック

昔のイギリスが舞台なので、街や人の服装がオシャレで雰囲気が良い映画です。

時間軸がコロコロ変わるので集中して見ないとわからなくなります。

ラストは予想できない展開です。

40位　サブウェイ123

【あらすじ】

午後2時、ニューヨーク地下鉄運行指令室で働くガーバー（デンゼル・ワシントン）は、ペラム発1時23分の電車が緊急停止したことに気付く。しかも、その電車はなぜか1両だけほかの車両と切り離されて停止していた。胸騒ぎを覚えたガーバーが無線連絡すると、ライダー（ジョン・トラヴォルタ）と名乗る男が人質19名の命と引き換えに、残り59分で1,000万ドルを市長に用意させるよう要求してくる。

シネマトゥデイ

トレインジャック

鉄道員のデンゼル・ワシントンと電車内の乗客を人質に身代金を要求するジョン・トラヴォルタの緊迫したやり取りが繰り広げられます。

迫力満点というよりはリアリティを追及した作品になっています。

39位　サプライズ　℗　ⓤ　

【あらすじ】

両親の結婚35周年をみんなで祝福するため、息子のクリスピアン（AJ・ボーウェン）と恋人エリン（シャーニ・ヴィンソン）をはじめ、久しぶりに家族が顔を合わせる。だが、彼らの一家団らんの時間は、ヒツジやキツネやトラのマスクをかぶった集団が押し入ったことにより突如終わりを告げることになる。いきなりの襲撃に誰もがパニック状態に陥るが……。

シネマトゥデイ

金持ち一家が崩壊

金持ち一家が次々と殺されていきます。

ストーリーはラストまで意外と読めない展開で面白いです。

サバイバルの知識はこういうときにも役立つんだなと感心しました。

38位　誘拐の掟　ⓤ

【あらすじ】

ニューヨーク中が連続誘拐殺人事件におびえていた1999年、元刑事のマット（リーアム・ニーソン）のところにある依頼が舞い込む。それは妻を誘拐された夫からの、犯人を見つけ出してほしいというものだった。マットはこれまでの刑事人生で身に付けた全てのスキルを総動員して誘拐犯の捜索に挑むが、相手もなかなか尻尾を出さず……。

シネマトゥデイ

ハードボイルド

リーアム・ニーソンといえば「96時間」の最強お父さんのイメージがありますが、今作では全然強くありません。

酒におぼれて警察をやめて探偵をやっています。

派手さはないですが、渋くてハードボイルドな映画です。

37位　ドント・ブリーズ

【あらすじ】

街を出るための資金が必要なロッキーは、恋人マニー、友人アレックスと共に、大金を持っているといううわさの目の見えない老人の家に忍び込む。だが、老人（スティーヴン・ラング）は、驚異的な聴覚を武器に彼らを追い詰める。明かりを消され屋敷に閉じ込められた若者たちは、息を殺して脱出を図るが……。

シネマトゥデイ

最強！盲目のマッチョおじいさん

そこらへんのホラー映画より怖いサスペンス映画です。

盲目のため、聴覚、嗅覚などの他の感覚器官が発達した元軍人のおじいさんから逃げる話です。

ただ、よく考えるとこのおじいさんは盗人に侵入されて正当防衛しているだけなので悪い人間ではないということです。

途中まではこのおじいさんを応援したくなりますが、あるシーンをきっかけにその気持ちが心変わりするかもしれません。

36位　ヴィジット

【あらすじ】

休暇を過ごすため田舎にある母方の祖父母の家を訪れた姉弟は、優しく穏やかな二人に歓迎されるが、三つの奇妙な約束を伝えられる。楽しい時間を過ごす、好きなものは遠慮なく食べる、そして夜9時半以降は部屋から出てはいけないという内容だった。しかし、夜に変な気配を察知し起きてしまった姉弟は、恐怖のあまり約束を破ってドアを開けてしまい……。

シネマトゥデイ

狂気の老夫婦

お化けや幽霊なんかより、この作品の老夫婦の方がよっぽど怖いです。

何を考えているかわからない人間がこんなにも怖ろしいとは思いませんでした。

これぞM・ナイト・シャマラン

M・ナイト・シャラマンの作品は当たりはずれがあるのですが、これは当たりです。

後半で思わぬ大どんでん返しが待っています。

35位　トランス

【あらすじ】

アート競売人のサイモン（ジェームズ・マカヴォイ）はギャング一味と協力し、オークション会場から40億円の名画を盗み出すことに成功する。しかし計画外の動きを見せた彼はギャングのリーダー（ヴァンサン・カッセル）に暴行され、それが原因で絵画の隠し場所の記憶をなくしてしまう。リーダーは絵画のありかを聞き出すため、催眠療法士（ロザリオ・ドーソン）を雇うものの……。

シネマトゥデイ

現実か催眠か

今起こっていることは現実か、それとも催眠療法による妄想なのかがわからなくなります。

視聴者の方がまさにトランス状態に陥ります。

ラストは絶対に騙されると思います。

34位　ワルキューレ　ⓤ

【あらすじ】

第二次世界大戦下のドイツ。戦地で左目を負傷した将校・シュタウフェンベルク大佐（トム・クルーズ）は、祖国の平和のためにヒトラー暗殺計画を思いつく。過去に40回以上の暗殺計画をくぐり抜けてきたヒトラー（デヴィッド・バンバー）とその護衛たちを前に、大佐たちの計画は成功できるのか……。

シネマトゥデイ

ワルキューレ作戦

ヒトラー暗殺計画の実話を映画化した作戦です。

実話なのでリアリティーがあり見応えがあります。

常に緊張感が途切れない内容になっています。

33位　バンテージ・ポイント　ⓤ

【あらすじ】

シークレットサービスのトーマス・バーンズ（デニス・クエイド）は、同僚のケント・テイラー（マシュー・フォックス）とともに、スペインのサラマンカで開催される首脳会談に出席するアシュトン米大統領（ウィリアム・ハート）の警護にあたっていた。サラマンカ到着直後、大群衆を前に広場でテロ撲滅のスピーチを行うアシュトン大統領が突然、何者かに狙撃される。パニック状態に陥った広場の中で、狙撃の瞬間を目撃した8人は……。

シネマトゥデイ

斬新な手法を取り入れた作品

この映画は同じ時間の出来事を６つの視点で繰り返し描いていき、徐々に物語のピースがはまっていくという斬新な手法が使用されています。

まるで自分が刑事になって、事件を解決していく気分にもなれます。

ラストは一気に物語の核心を突くまで一気に進みます。

大人気海外ドラマ「LOST」の主人公の俳優が出演しています。

32位　オンリー・ザ・ブレイブ

【あらすじ】

怠惰に暮らしていた学生のブレンダン・マクドナウ（マイルズ・テラー）は、恋人の妊娠を契機にそれまでの生き方を改めようと地元の森林消防隊に入る。過酷な特訓に明け暮れる中、次第にチームを率いるエリック・マーシュ（ジョシュ・ブローリン）をはじめとする隊員たちと親睦を深め、彼らに支えられながら少しずつ成長していく。ある日、山火事が発生してブレンダンは仲間と消火に向かうが、山を覆うような巨大な火災になり……。

シネマトゥデイ

山火事の恐怖

日本人にはあまり馴染みのない山火事ですが、この映画でその山火事がいかに恐ろしいものなのかがわかります。

最近のアマゾンの山火事で少し知名度が上がりましたね。

衝撃の実話

正直言ってあまり後味の良い映画ではありませんが、それが実話というものです。

映画をよく見る人は、「はい、はい、このパターンね」と予想しますが、それがことごとく裏切られます。

31位　プリズナーズ　ⓤ

【あらすじ】

家族と過ごす感謝祭の日、平穏な田舎町で幼い少女が失踪（しっそう）する。手掛かりは微々たるもので、警察（ジェイク・ギレンホール）らの捜査は難航。父親（ヒュー・ジャックマン）は、証拠不十分で釈放された容疑者（ポール・ダノ）の証言に犯人であると確信し、自らがわが子を救出するためにある策を考えつくが……。

シネマトゥデイ

娘はどこに・・・

ストーリーが二転三転して先の読めない展開に手に汗握ります。

絶対に初見では犯人はわからないと思います。

ヒュー・ジャックマンはX-MENシリーズのイメージがありますが、この映画では見事に娘思いの父親役を演じています。

30位　バーニング・オーシャン　℗

【あらすじ】

メキシコ湾沖80キロメートルにある石油掘削施設「ディープウォーター・ホライゾン」で、海底油田からの逆流によって上昇した天然ガスへの引火が原因で大爆発が発生。現場で働いていた作業員126人が施設内で足止めを食らう。事故により多数の行方不明者と負傷者を出す大惨事となり……。

シネマトゥデイ

海の真ん中で絶体絶命の実話

お偉いさんが利益優先で危機管理を怠ったことにより生じた大惨事が描かれた実話です。

少しずつ異変が起きはじめ、大きな事故になっていく過程が丁寧に描かれて緊張感があります。

29位　完全なる報復　ⓤ

【あらすじ】

クライド（ジェラルド・バトラー）は自宅に押し入った強盗に妻と娘を殺害され、自身も刺されて重傷を負う。犯人二人は逮捕されたものの、フィラデルフィア随一の有罪率を誇る敏腕検事ニック（ジェイミー・フォックス）は確実に有罪にするため司法取引を持ちかけ、結果主犯格の男が数年の禁固刑で済んでしまう。

シネマトゥデイ

復讐の鬼に取り憑かれた男

この映画の復讐はそんじょそこらの復讐とはわけが違います。

大切な人が誘拐されたとかではなく、目の前で殺されてしまっているので後先考える必要がなく復讐あるのみです。

犯人を捕えてもすぐには殺さず、できるだけ苦しむように残虐に殺します。

司法の欠点

また、ただの復讐映画にとどまらず、司法の脆弱性や司法のあり方を問う映画でもあります。

28位　トレーニング・デイ　℗　ⓤ　

【あらすじ】

ロサンゼルス市警の麻薬取締課に配属となった新人刑事ジェイク。一緒にコンビを組み彼に麻薬捜査のいろはを教え込むのはベテラン刑事のアロンソ。数々の大事件を解決し、麻薬に絡むあらゆることを熟知している伝説的カリスマ刑事だ。まさにジェイクの手本であり憧れの存在。そんなアロンソはジェイクにまずはじめに「かよわい子羊でいるのか。獰猛な狼になるのか。それを選べ」と忠告する。そして、ジェイクが目にしたのは、犯罪摘発のためにはいともたやすく自ら法を犯すアロンソの姿だった。とまどうジェイクをよそにアロンソの行動はエスカレートしていく……。

allcinema ONLINE

デンゼル・ワシントンが悪役

デンゼル・ワシントン（アロンゾ役）がなんと悪役です。

一応刑事なのですが、勤務中に酒は飲むわ、没収した金は取るわでやりたい放題。

そんな彼を見て新米刑事は不信感を募らせていきます。

この映画の見どころはデンゼル・ワシントンの演技です。

新米刑事に対しての無茶ぶりがヤバイです。

新米刑事ジェイクがアロンゾが新聞を読んているときに話しかけたら新聞を読むより面白い話をしろ、俺は新聞を読んているんだとか、

勤務中に薬をやらせたり酒を飲まそうとしたり無抵抗な犯人を射殺しろだの見てるこっちがヒヤヒヤするようなことを言ってきます。

そのくせたまにまっとうなことを言ってジェイクを翻弄します。

デンゼル・ワシントンはいわゆる正義のミカタ役が多かったので、こんなに悪役がうまいとは思いませんでした。

デンゼル・ワシントンが好きな人は絶対に見た方がいい作品です。

27位　セブン　℗　

【あらすじ】

雨の降り続く、とある大都会。退職まであと1週間と迫ったベテラン刑事サマセットと、血気盛んな新人刑事ミルズは、ある死体発見現場に急行した。死体は信じられないほど肥満の男であり、彼は食べ物の中に顔を埋めて死んでいた。死因は食物の大量摂取とその状態で腹部を殴打されたことによる内臓破裂。状況から、何者かによって手足を拘束され、銃で脅されながら食事を強制されていたことが判明し、殺人事件と断定される。サマセットは死体の胃の中から発見されたプラスチックの破片から、現場の冷蔵庫の裏に、犯人が脂で書いたと思われる「GLUTTONY（暴食）」の文字と、事件の始まりを示唆するメモを発見する。

Wikipediaより

ダークな雰囲気のサイコサスペンス

サイコサスペンスの頂点はこの「セブン」か「羊たちの沈黙」かと議論されるほどです。

七つの大罪を模した連続殺人事態は他の映画でもありそうな内容だが、セブンは本来追い詰める側の刑事が追い詰められるという点で異なっています。

殺害方法がかなり猟奇的なので、そういうのが苦手な方は控えた方がいいかもしれません。

そしてこの映画は雰囲気作りが素晴らしいです。灰色の空と雨、寂れた建物がありダークな雰囲気が好きな人には最高の映画だと思います。

そのおかげで結果がわかっていても、もう一度見たくなる映画です。

ラストは衝撃的なものになっています。

Blu-rayは映像が綺麗なので、古い映画だからと見ないのはもったいない作品です。

26位　パトリオット・デイ　ⓤ

【あらすじ】

2013年4月15日。アメリカ独立戦争開戦を記念して毎年開催されるボストンマラソンで、ギャラリーの歓声を受けながら多くのランナーが疾走していた。そしてすさまじい爆発音がとどろき、煙が吹き上がる。街がパニックに包まれる中、FBIは爆発をテロと断定。ボストン警察のトミー（マーク・ウォールバーグ）は、捜査の指揮を執る捜査官リック（ケヴィン・ベーコン）らFBIとぶつかり合いながらも共に犯人を追う。やがて、黒い帽子の男と白い帽子の男の存在が捜査線上に浮かび……。

シネマトゥデイ

実話ならではの緊迫感

本編中に実際の監視カメラの映像が挿入され、本当にあった事件なんだと改めて感じさせられます。

ただテロリストを追う映画ではなく、被害者の視点や被害者の家族のことも描くことによって、より一層テロの怖さが表現されています。

音楽が雰囲気を盛り上げる

「ローンサバイバー」でアカデミーの音響賞を受賞した経験のある監督の映画なので音楽が素晴らしいです。

25位　ブラッド・スローン　℗

【あらすじ】

エリートコースを進み順調な人生を送っていた男（ニコライ・コスター＝ワルドー）は、事故を起こしてしまい投獄される。収容された監獄は殺し合いが当たり前のような世界で、生き抜くためには「殺られる前に殺る」を実践するしかなかった。男は全身を鍛え上げ、壮絶なサバイバルに挑む。

シネマトゥデイ

たった一度の一瞬のミスで 

エリート証券マンが飲酒運転による死亡事故を起こしたことにより、真逆の人生に変わってしまう過程が細かく描かれています。

刑務所に入ることになるがそこは殺るか殺られるかの世界。

生きていくには刑務所を仕切っているボスに従うしかない。

殺しも命令され反抗したら家族をも巻き込んでしまう。

そして段々そんな生活に慣れていく。

そういう過程がわかりやすく描かれていて飽きることなく最後まで楽しめます。

それでも変わらないもの

どんなに悪の道に染まろうとも家族を思うその気持ちだけは一貫して変わらないのが良いです。

バッドエンドでもあり、ハッピーエンドでもある作品です。

24位　ザ・タウン　ⓤ

【あらすじ】

綿密な計画を立て、ある銀行を襲撃したプロの銀行強盗一味のリーダー、ダグ（ベン・アフレック）は、思わぬ事態から支店長のクレア（レベッカ・ホール）を人質に。その後クレアは無事解放されるが、強盗たちの影におびえる日々を過ごす。そんな中、彼女は魅力的な男性に出会うが、その男性こそが自分を人質にしたダグだった。

シネマトゥデイ

一度踏み外したらもう戻れない

銀行強盗をFODプレミアム生業とする主人公の映画です。

数少ない悪人が主人公の作品です。

とはいっても、悪人の主人公を応援したくなるような演出になっています。

ストーリーに関しては賛否両論ある作品ですが、ジェレミー・レナーの演技力が頭一つ抜けています。

23位　Ｖフォー・ヴェンデッタ　ⓤ

【あらすじ】

第3次世界大戦後、ファシズム国家と化したイギリスで、夜の街で秘密警察に捕まったイヴィー（ナタリー・ポートマン）は、仮面の男“V”（ヒューゴ・ウィービング）に救われる。国を憎み、恐怖政治を憂う“V”は、国民を暴君の手から解放する野望をイヴィーに打ち明けるが……。

シネマトゥデイ

革命のダークヒーロー

仮面の男がたったひとりでファシズム体制に革命を起こす物語です。

サスペンス・アクション・政治・哲学の要素を含んだ大人向けの映画です。

映画好きの間ではかなり評価の高い作品です。

マトリックスのヒューゴ・ウィーヴィング

仮面の男を演じているのはマトリックスの敵役を演じたヒューゴ・ウィーヴィングです。

彼の演技が素晴らしいです。

仮面の男なのに表情が窺えるような気にさえなるほどです。

22位　ハプニング　ⓤ　

【あらすじ】

ある日突然、アメリカ全土からミツバチが消えるという異常現象を皮切りに、世界中の人々が突然死に至る病がまん延し始める。人類滅亡の危機を前に世界はパニックに陥っていた。その地球危機の中で主人公（マーク・ウォールバーグ）は家族を守るために安全な土地を目指し、迫りくる何かに追い込まれながらも、希望を捨てずに原因究明と家族のために逃避行を続けるが……。

シネマトゥデイ

自殺強制

セントラルパークを中心に、なぜか人々が一斉に自ら命を絶つ怪奇現象が発生してしまいます。

段々と被害が広がっていく様が緊張感を煽ります。

主人公が妻との関係がぎくしゃくしながらも、共に危機を乗り越えいようとする姿が良いです。

21位　16ブロック　ⓤ

【あらすじ】

張り込み明けの刑事ジャック（ブルース・ウィリス）は、仮釈放中に悪事を犯した囚人エディ（モス・デフ）を16ブロック先の裁判所まで護送し、証言させることに。しかし、その途中、何者かに襲撃された2人は近くのバーに身を潜め、応援を待つことになる。やがて、ジャックの元相棒フランク（デヴィッド・モース）が現れるが……。

シネマトゥデイ

人は変われる

汚職警官が、警察にとって不利な証言をしようとしている証人（エディ）を消そうとしている現場にジャック（ブルース・ウィリス）が遭遇し、エディを守ろうとするストーリーです。

エディが陽気で優しい性格で、ジャックがぶっきらぼうでやさぐれた刑事なので、このふたりの絡みが面白いです。

このふたりのキャラクターが、重厚な人間ドラマを生んでいます。

ぎこちなかったふたりの間に次第に友情が芽生えていき、感動できます。

ブルース・ウィリスのくたびれた刑事の演技が秀一です。

20位　ファーナス　訣別の朝　ⓤ

【あらすじ】

寂れた鉄鋼の町ブラドックで育ったラッセル（クリスチャン・ベイル）は、製鉄所で勤務しながら高齢の父の世話をしている。一方、彼の弟ロドニー（ケイシー・アフレック）は、イラク戦争のトラウマを抱えて鬱屈（うっくつ）した日々を送っていた。ラッセルは平穏な日々に満足していたが、ある晩、予想外の事件が起き……。

シネマトゥデイ

演技派クリスチャン・ベイルが光る

クリストファー・ノーランのバットマンシリーズで有名なクリスチャン・ベイルが主演です。

彼は役作りのために肉体と精神を限界まで追い込むことで有名です。

例えば4ヶ月間毎日ツナ缶1つとリンゴ一個で過ごしたり、毛を抜いたり、歯並びを変えたり、体重を急激に増減したりします。

この映画ではその持ち前の演技力が発揮されています。

静かに怒る抑えた演技が素晴らしいです。

重厚なストーリー

渋い俳優が多数出演していることによって、重厚な人間ドラマを描くことに成功しています。

映画の雰囲気にどっぶり浸りたい人にオススメです。

19位　アメリカン・ギャングスター

【あらすじ】

1970年代の初頭のニューヨークで、ハーレムを牛耳っているギャングのボスの運転手をしていたフランク・ルーカス(デンゼル・ワシントン)は、ボスの亡き後、東南アジアの麻薬を密輸する計画を決行する。時に横暴ともいえる強引なやり方で財力をつけたフランクは、マフィアにも一目置かれる麻薬王として街に君臨する。

シネマトゥデイ

ラッセル・クロウＶＳデンゼル・ワシントン 

やさぐれて私生活がめちゃくちゃな警官のラッセル・クロウと紳士的できっちりと洗練された麻薬王デンゼル・ワシントンが対決します。

人前でしゃべるのにも緊張してしまうラッセル・クロウと恐怖を知らないデンゼル・ワシントンの対比が良いです。

ただし、共演シーンが少なく別々の視点で描かれているのがほとんどなので少し残念ではあります。

往年のアメリカが舞台の実話 

画質も古い感じが出ていて、往年のアメリカの雰囲気が表現されているので没入感があります。

派手にドンパチする映画ではなく、抑えた演技が光る感じのストーリーです。

重厚なストーリー故に上映時間も２時間半と長めなので、物語にどっぷり浸りたい方におすすめです。

18位　マイル２２

【あらすじ】

人類にとって非常に危険な物質が、何者かに奪われる。その行方を知るリー・ノアー(イコ・ウワイス)が、重要参考人としてインドネシアのアメリカ大使館に保護される。彼の命を狙って多数の武装勢力が迫っていることがわかり、国外に脱出させるため、ジェームズ・シルバ(マーク・ウォールバーグ)率いるCIAの機密特殊部隊が、大使館から空港までの22マイルを護衛することになる。

シネマトゥデイ

重要参考人を死守せよ

マーク・ウォールバーグが率いる特殊部隊が重要参考人の護送を任されるが、次々と襲ってくる刺客に翻弄されます。

護送中にいつどこで何が起こるのか予想がつかず、緊張感が絶えないところが面白いです。

ストーリーにもある仕掛けがありラストの展開に驚きます。

主人公のマーク・ウォールバーグの人を早口でまくしたてる性格が特徴的です。

17位　キリング・フィールズ　℗　ⓤ

【あらすじ】

マイク（サム・ワーシントン）はテキサス州テキサスシティの殺人課の刑事で、短気な性格が玉にきずだった。一方、彼と相棒のブライアン（ジェフリー・ディーン・モーガン）は、市街地で起きた少女の殺人事件を追っていたが、何も有力な手掛かりを得られずにいた。そんな彼らをあざ笑うかのように、次々と少女たちを狙った新たな事件が発生し……。

シネマトゥデイ

実際に起きた事件

この作品はアメリカのテキサス州で起きた多くの少女たちが失踪し死体となって発見された現実の事件をもとにしています。

血気盛んな若手刑事と落ち着いたベテラン刑事のコンビはありがちですが、それ故に安心して楽しめます。

怪しい雰囲気

この映画の街は妙に怪しげで誰が犯人でもおかしくないと思わせる雰囲気を醸し出しています。

その雰囲気がこの映画を面白くしています。

若かりしクロエ・モレッツの名演技

そんな街でもアン（クロエ・モレッツ）は堂々とそんなことは気にもしていないかのように振舞ってるのがかっこいいです。

16位　フェイクシティ

【あらすじ】

ロサンゼルス市警のトム・ラドロー刑事（キアヌ・リーヴス）は、かつてのパートナーを目の前で殺されたあげく、その犯人を取り逃がしてしまう。ところが、単なる殺人では終わらず、事件の裏には巨悪の陰謀が隠されていた。ラドローは踏みにじられたプライドを懸け、後戻りできない“エリア”に足を踏み入れる決意をするが……。

シネマトゥデイ

行き過ぎた正義

汚職警官の映画はよくありますがこの映画の場合、汚職は汚職でもお金のためではなく正義のための汚職であるところが面白いです。

警官のくせにいかにも悪そうな面構え

登場する警官たちの顔や雰囲気がいかにも悪そうな感じです。まさにフェイクシティ。

渋いキアヌ・リーヴス

キアヌ・リーヴスのキャラが渋くてカッコいいです。

個人的には「コンスタンティン」の次に好きなキャラです。

15位　ザ・ゲスト　℗　ⓤ

【あらすじ】

ハロウィーンが近づく中、息子を戦地でなくした一家のもとに彼の戦友だという男デイヴィッド（ダン・スティーヴンス）が訪ねてくる。謙虚で礼儀を重んじる上に、美しい容姿を誇る彼は、瞬く間に一家と心を通わせていく。それぞれが抱えていた悩みや問題を解決してしまう彼をすっかり信頼する一家だが、次第にその姿や言動とはかけ離れた素顔と目的を持っていることが明らかになる。やがて、デイヴィッドの存在は一家のみならず、閑静だった町をも揺るがし始め、ついには彼と特殊部隊の銃撃戦という事態にまで発展する。

シネマトゥデイ

闇に堕ちたジェイソン・ボーン

マット・デイモンが主演のボーンシリーズを知っている人には説明しやすい映画です。

知らない人はこちら↓をどうぞ

ボーンはかつて国の実験で殺戮マシーンになってしまったが、できるだけ争いは避けて静かに暮らしたいという人間でした。

しかし、この映画のデイヴィッドは、殺戮マシーンのままで平気で人をバンバン殺します。

ただ、潜伏先の子供がいじめにあっていることを知り、いじめてたヤツらをボコボコにするシーンは非常にスカッとします。

悪役が主人公 

世に出ている映画を正義と悪で分けた場合、ほとんど正義側が主人公です。

しかし、この映画は悪が主人公の数少ない作品です。

勧善懲悪に飽きた方にオススメできる映画です。

実写化された貴志祐介原作の「悪の教典」が好きな人はドハマりするはずです。

14位　シャッター・アイランド　℗　ⓤ　Ⓗ

【あらすじ】

精神を病んだ犯罪者の収容施設がある孤島、シャッター アイランド。厳重に管理された施設から、一人の女性患者が謎のメッセージを残して姿を消す。孤島で起きた不可解な失踪（しっそう）事件の担当になった連邦保安官のテディ・ダニエルズ（レオナルド・ディカプリオ）は、この孤島の怪しさに気付き始める……。

シネマトゥデイ

あなたは絶対に騙される

ストーリー、BGM、映像が全て計算されていてラストは絶対に騙されます。

ストーリー自体は暗くて閉鎖的で残酷な内容ですが、雰囲気が何とも言えずまた見たくなります。

エンディングを知ってからまた見るとなるほどなぁとなります。

13位　アルゴ　ⓤ

【あらすじ】

1979年11月4日、テヘラン。イラン革命が激しさを募らせ、その果てにアメリカ大使館を過激派グループが占拠し、52人もの人質を取るという事件が起きる。パニックの中、アメリカ人6名が大使館から逃げ出してカナダ大使の自宅に潜伏。救出作戦のエキスパートとして名をはせるCIAエージェントのトニー・メンデス（ベン・アフレック）は、6名が過激派たちに発見され、殺害されるのも時間の問題だと判断。彼らを混乱するテヘランから救出する作戦を立案する。しかし、それは前代未聞で大胆不敵、そして無数の危険が伴うものだった……。

シネマトゥデイ

緊張感が絶えないスリリングな映画

実話を基にした映画です。

人質救出作戦ということで常に緊張感があります。

大勢の仲間を引き連れて救出するわけではなく、ベン・アフレックが単身乗り込みます。

映画のクルーになりすまし出国する作戦です。

先の読めない展開

状況が二転三転するのでハラハラドキドキ止まりません。

後半はバレないでくれ～と祈るような気持ちで見てしまいます。

12位　スリーデイズ　℗　ⓤ

【あらすじ】

大学教授のジョン（ラッセル・クロウ）は妻子と共に幸せな日々を過ごしていたが、ある日妻のララ（エリザベス・バンクス）が殺人の容疑で逮捕される。それから3年、ジョンは妻の無実を証明するため懸命に奔走していたが、覆ることなく刑が確定してしまう。絶望した妻が獄中で自殺を図ったことを知り、彼は自らの手で妻を取り戻そうと決断する。

シネマトゥデイ

決死の救出劇

大学教授が妻を救出するため奮闘します。

この大学教授は喧嘩は弱いし、特殊技能があるわけでもありません。

それでもできることを最善を尽くしてなんとか妻を助けようとするところが面白いです。

見つからないで！

後半は緊張の連続でテレビの前で思わず頑張れ！見つからないで！と応援したくなります。

11位　ドラゴン・タトゥーの女

【あらすじ】

月刊誌「ミレニアム」で大物実業家の不正行為を暴いたジャーナリストのミカエル（ダニエル・クレイグ）。そんな彼のもとに、ある大財閥会長から40年前に起こった兄の孫娘失踪（しっそう）事件の調査依頼が舞い込む。連続猟奇殺人事件が失踪（しっそう）にかかわっていると察知したミカエルは、天才ハッカー、リスベット（ルーニー・マーラ）にリサーチ協力を求める。

シネマトゥデイ

映像美と重厚なストーリー

黒一色のオープニング映像から景色の細部に至るまで映像がきれいです。

終始独特の陰鬱な雰囲気が漂っている世界観がより一層際立ちます。

映像美と対比するようにストーリーはかなりハードな内容になっています。

よって、万人受けする作品ではないですがサスペンス映画好きなら気に入ると思います。

収録時間は１時間半ほどですが、もっと長く感じます。

ルーニー・マーラ

リスベット・サランデル役のルーニー・マーラの存在感が圧倒的です。

強そうに見えて実は脆くて儚げな役を完璧に演じています。

007じゃないダニエル・クレイグ

007じゃないのになぜかオシャレでかっこよく見えてしまいます。

相変わらず女性にだらしない役です。

10位　ウインド・リバー

【あらすじ】

アメリカ、ワイオミング州。先住民族が住む深い雪に囲まれたウインド・リバーで、地元のベテランハンターであるコリー・ランバート（ジェレミー・レナー）が女性の遺体を発見する。FBIの新人捜査官ジェーン・バナー（エリザベス・オルセン）が派遣され、1人で捜査を開始するが雪山の厳しい自然環境や不安定な気候で難航する。ジェーンは、ウインド・リバー一帯に詳しいランバートの手を借りて調べを進めていく。

シネマトゥデイ

アメリカの闇 

この映画の舞台は、アメリカのワイオミング州ウインドリバーという実在するネイティブアメリカンの保留地です。

失踪者、死亡者数が未だにわかっておらず、ガンで死ぬより殺害による死亡率の方が高いという厳しい状況に置かれています。

事件として扱われなければ捜査すら行われないアメリカの現状がこのような事件を引き起こしています。。

ここで実際に起きた事件を映画化しています。

重厚な雰囲気の映画 

この映画の監督が「ボーダーライン」、「ボーダーライン　ソルジャーズデイ」の脚本を書いています。

重たい雰囲気とリアルな銃撃戦、まとわりつくような緊張感がボーダーラインとよく似ています。

「ウインドリバー」も「ボーダーライン」もアメリカの闇の部分に焦点を当てています。

ジェレミー・レナーのハマリ役

この映画では動物を狩るハンターの役ですが、彼の出演作である「ハート・ロッカー」に匹敵するほどハマリ役です。

個人的には彼はアベンジャーズとかより、こういう静かな演技をする役の方が合ってると思います。

９位　ディパーテッド　ⓤ

アカデミー賞を受賞しています。

【あらすじ】

犯罪者の一族に生まれたビリー（レオナルド・ディカプリオ）は、自らの生い立ちと決別するため警察官を志し、優秀な成績で警察学校を卒業。しかし、警察に入るなり、彼はマフィアへの潜入捜査を命じられる。一方、マフィアのボス、コステロ（ジャック・ニコルソン）にかわいがられて育ったコリン（マット・デイモン）は、内通者となるためコステロの指示で警察官になる。

シネマトゥデイ

超豪華俳優陣

レオナルド・ディカプリオ、マット・デイモン主演でジャック・ニコルソン、マーク・ウォールバーグも登場しかなり豪華な映画となっています。

香港映画「インファナル・アフェア」をリメイクした作品です。

日本でも「ダブルフェイス」と題して西島秀俊と香川照之でリメイクされています。

常に緊張感がある

マフィアに潜入した警察官（レオナルド・ディカプリオ）と警察に潜入したマフィア（マット・デイモン）の駆け引きが繰り広げられます。

バレそうでバレないスリリングな演出を楽しむことができます。

ラストは賛否両論あると思います。

８位　ケープタウン　℗　ⓤ

【あらすじ】

ある日、南アフリカのケープタウンで、引退した人気ラグビー選手の娘が殺害されるという事件が発生。2人の刑事ブライアン（オーランド・ブルーム）とアリ（フォレスト・ウィテカー）が捜査を続けていくと、少女とある薬物の売人の関係が明らかになる。その危険な薬物は、ここのところ頻発している子供失踪事件の現場に残されていた物と同じで……。

シネマトゥデイ

オーランドブルームがめちゃくちゃカッコいい

この映画でオーランド・ブルームの「パイレーツ・オブ・カリビアン」のいい子ちゃんイメージは払拭されたと思います。

ケープタウンでは、かなりワイルドでやさぐれています。

それが渋くてめちゃくちゃカッコいいです。

ケープタウン

タイトルの通り南アフリカのケープタウンが舞台です。

実際にケープタウンは治安がかなり悪い街で有名です。

南アフリカ共和国といえばアパルトヘイトですが、まだまだ爪痕が残っているのかと痛感します。

オーランド・ブルームに興味がなくてもファンになってしまうほどこの映画のオーランド・ブルームはかっこいいです。

7位　蜘蛛の巣を払う女

【あらすじ】

凍てつく冬が訪れたストックホルムで、天才ハッカーのリスベット(クレア・フォイ)に、人工知能研究の権威バルデル博士から依頼が舞い込む。 その内容は、彼自身が開発した核攻撃プログラムをアメリカ国家安全保障局から取り戻すというもの。彼女の能力からすればたやすい仕事だったが、これは彼女への復讐(ふくしゅう)をもくろむ生き別れた双子のカミラ(シルヴィア・フークス)が仕掛けたわなだった。

シネマトゥデイ

黒と赤

ドラゴンタトゥーの女の続編です。

キャストが一新していて、残念に思っていたら内容が前作を大幅に凌いでいました。

映画の重厚な雰囲気は今作でも保たれています。

前作では明かされなかったリスベット・サランデルの過去が明らかになります。

敵は前作が個人でしたが今回は組織ぐるみで、さらにリスベットと縁がある人間です。

アクション、ストーリーともに前作よりも面白いので、キャストが違うからといって見ないのはもったいないです。

６位　ブラックスワン　ⓤ

【あらすじ】

ニューヨーク・シティ・バレエ団に所属するバレリーナ、ニナ（ナタリー・ポートマン）は、踊りは完ぺきで優等生のような女性。芸術監督のトーマス（ヴァンサン・カッセル）は、花形のベス（ウィノナ・ライダー）を降板させ、新しい振り付けで新シーズンの「白鳥の湖」公演を行うことを決定する。そしてニナが次のプリマ・バレリーナに抜てきされるが、気品あふれる白鳥は心配ないものの、狡猾（こうかつ）で官能的な黒鳥を演じることに不安があり……。

シネマトゥデイ

狂気の映画

この映画を一言で表すならばまさに狂気です。

バレエ団の主役に抜擢されたことにより、過保護な母親、自分より魅力的なライバル、不安や重圧などのストレスにさらされ徐々に精神に異常を来たしてしまいます。

その描写はもはやホラー映画より怖いです。

映画を見ているこっちの方が頭がおかしくなりそうで、そういう映画の耐性がないと見るのがきつい作品です。

しかし、完成度が高くもはや映画というより芸術作品といっても良いでしょう。

５位　アンストッパブル　ⓤ

【あらすじ】

操車場に停車中の最新式貨物列車777号が、整備ミスによって走り出す。大量の化学薬品とディーゼル燃料を搭載した777号を止めるべく、鉄道会社と警察は手を尽くすが、列車はさらに加速していく。事態を察知したベテラン機関士フランク（デンゼル・ワシントン）は、この日初めてコンビを組んだウィル（クリス・パイン）と共に、決死の覚悟で暴走列車に立ち向かう。

シネマトゥデイ

暴走列車を止めろ！

この映画は序盤から緊迫感がどんどん増していく面白さに尽きます。

些細なミスが時間が経つにつれ大きな事故につながってしまう恐ろしさを痛感します。

二人の英雄

新人とベテランのぎくしゃくした関係が、暴走列車を共に止めるという使命により協力していく姿が良いです。

BGMが緊張感を煽る

緊迫したシーンで流れるBGMがカッコよくて盛り上がります。

４位　ノーカントリー　℗　ⓤ

アカデミー賞受賞

【あらすじ】

狩りをしていたルウェリン（ジョシュ・ブローリン）は、死体の山に囲まれた大量のヘロインと200万ドルの大金を発見する。危険なにおいを感じ取りながらも金を持ち去った彼は、謎の殺し屋シガー（ハビエル・バルデム）に追われることになる。事態を察知した保安官ベル（トミー・リー・ジョーンズ）は、2人の行方を追い始めるが……。

シネマトゥデイ

 殺し屋シガーの圧倒的存在感

この映画の見所はハビエル・バルデムが演じる殺し屋アントン・シガーです。

まず外見から狂気じみています。

のっぺりした恐い顔なのにおかっぱ頭なんです。

シガーの殺しの道具は銃ではなく家畜銃ピストルです。

見た目は酸素ボンベみたいですがそこから圧縮された空気でボルトを飛ばして戻す仕組みになっています。

冒頭部分の店員との会話でこのシガーという男がどういう人物かわかります。

会話が成立しないのです。

言動に一貫性がなく、怒る動機もわかりせん。

ネタバレになるので詳しくは言えませんが、話が通じない、会話が成立しない感じです。

殺しの依頼があった人間以外も平気で殺します。

冷酷無慈悲で何を考えているか全く分からないところが怖すぎます。

主人公が逃げても逃げてもジリジリと迫ってきます。

BGMがない 

ほとんどBGMがないので、この映画の不気味さがより一層リアルに感じることができます。

難解で奥が深いストーリー 

１回見ただけでは「えっ、これで終わり？」となります。

１回だけでは作品の意図を汲み取るのが難しい部類の映画です。

例えば殺しのシーンが直接なくても、シガーが靴の裏を見る動作で殺したことがわかるといった間接的な表現で伝えている場面もあります。

主人公が活躍するわけでもなく、警察が犯人を捕まえるわけでもなく、悪人が勝つわけでもありません。

でも、この「ノーカントリー」という映画はそれでいいのです。

３位　ボーダーラインシリーズ　

ボーダーライン　℗　ⓤ

【あらすじ】

優秀なFBI捜査官のケイト（エミリー・ブラント）は、メキシコ麻薬カルテルの全滅を目的とした部隊に入り、特別捜査官（ジョシュ・ブローリン）のもとで極秘任務に就く。ケイトは早速、謎めいたコロンビア人（ベニチオ・デル・トロ）と共に国境付近の捜査を開始。人が次々と亡くなる現実を突きつけられたケイトは……。

シネマトゥデイ

メキシコの闇

このメキシコがかなりヤバイところです。

シウダー・ファレスという実在する都市で世界で最も危険な都市ランキングに入っています。

銃声があちこちで日常的に鳴り、橋には首無し死体が何体も吊るされています。

首吊り死体ではなく首無し死体です。

地元の警察は買収されていて味方はいません。

車で移動するだけで一触即発の危険に見舞われ、常に緊迫感がありまさに無法地帯。

ダークで重厚な音楽

BGMが緊張感を煽る音楽で若干ホラーテイストな演出をしているところもあります。ダークな雰囲気な映画が好きな方におすすめです。

ベニチオ・デルトロ

ベニチオ・デルトロがかっこいいです。何も言葉を発しなくても顔だけで迫力があるのはこの人だけでしょう。

 

ボーダーライン ソルジャーズ・デイ

【あらすじ】

アメリカで、メキシコを経由して不法入国したと思われる人物が、15人の死者を出す自爆テロを起こす。アメリカ政府はさらなる犯行を防ぐため、CIAの特別捜査官のグレイヴァー(ジョシュ・ブローリン)に、国境地帯で密入国ビジネスを仕切る麻薬カルテルをかく乱させるよう命じる。グレイヴァーは、家族を殺したカルテルに恨みを抱く暗殺者のアレハンドロ(ベニチオ・デル・トロ)と共に麻薬王の娘をさらい、カルテル同士の抗争を引き起こそうとする。

シネマトゥデイ

冒頭から惹き込まれる

前作と同様に冒頭からいきなりドカーン！です。

前作の良心ともいえたケイト（エミリー・ブラント）が登場していません。

よって、こんなの違法よ！と抗議する人物もいなく、冒頭から法も人権も無視した行為がCIAによって行われていきます。

ケイトの代わりとして麻薬王の娘が登場します。

不法移民問題

前作はメキシコ麻薬カルテルの脅威が中心に描かれていましたが、今作はメキシコ麻薬カルテルに関連した不法移民問題にスポットライトを当てています。。

あの二人にも感情があった 

前作では容赦のない無慈悲な二人（マット、アレハンドロ）が人間らしい感情を見せるシーンがあります。

やっぱりベニチオ・デル・トロがカッコいい 

今作もベニチオ・デル・トロがめちゃくちゃカッコいいです。

色々あっても結局この人がオイシイところを持って行きます。

２位　ガラスシリーズ

 

アンブレイカブル　ⓤ

【あらすじ】

フィラデルフィア。ある日、乗客、乗員131名が死亡するという悲惨な列車追突事故が発生する。かつて有望なフットボールの選手だったデヴィッド・ダンは、その列車事故の唯一の生存者だった。しかも傷一つ負わなかったのである。“なぜ自分だけが奇跡的に助かったのか”と悩むデヴィッドのもとに、ある奇妙なメッセージが届く……。

allcinema ONLINE

自分は何のために生まれたのか

「アンブレイカブル」、「スプリット」、「ミスターガラスマン」の３部作の１作目です。

派手なアクションシーンはありませんが、ヒーローの誕生を描いた作品です。

ダークで静かな雰囲気が漂う映画です。

ラストにはどんでん返しが待っています。

スプリット

17年振りの「アンブレイカブル」の続編

【あらすじ】

高校生のケイシー（アニャ・テイラー＝ジョイ）は、クラスメートのクレア（ヘイリー・ルー・リチャードソン）の誕生パーティーに招待される。帰りは、彼女とクレアの親友マルシア（ジェシカ・スーラ）をクレアが車で送ってくれるが、途中で見ず知らずの男性（ジェームズ・マカヴォイ）が車に乗り込んでくる。彼に拉致された三人は、密室で目を覚まし……。

シネマトゥデイ

ジェームズ・マガヴォイの怪演

多重人格者を演じたジェームズ・マガヴォイが凄まじいです。

声色や仕草、目線などを巧みに使って本当に別人のように見える演技は圧巻です。

あの「ダークナイト」のジョーカー役のヒース・レジャーにも引けを取らないと思います。

全く先が読めない展開のストーリー

最初から最後まで驚きの連続です。

映画好きな人が見ても予想を越える展開になると思います。

ミスター・ガラス

「スプリット」の続編

【あらすじ】

ある施設で、特殊能力を有する3人を対象にした研究が始まる。そこには、悪を察知する力と不死身の体を持つデヴィッド(ブルース・ウィリス)、24種類の人格が同居する多重人格者のケヴィン(ジェームズ・マカヴォイ)、ハイレベルなIQと94回も骨折した繊細な肉体を持つミスター・ガラス(サミュエル・L・ジャクソン)が集まっていた。

シネマトゥデイ

３人が集結

「アンブレイカブル」、「スプリット」を見た後だと、この３人が集結しただけでもテンションＭＡＸになります。

「アンブレイカブル」と「スプリット」に登場した他のキャストも集結します。

今作もジェームズ・マガヴォイの怪演が凄まじいです。

やっぱり予想を裏切る展開

ストーリーの途中で視聴者が望まない展開になって、「こんなもんかー」と思わせてからのどんでん返しがあります。

１位　チェンジリング

【あらすじ】

1928年、シングルマザーのクリスティン（アンジェリーナ・ジョリー）は、ロサンゼルス郊外で9歳の息子ウォルター（ガトリン・グリフィス）と暮らしていた。ある土曜日、彼女は同僚に泣きつかれて断り切れずに休日を返上して仕事へと向かう。暗くなって彼女が帰宅すると、家で一人で留守番をしているはずの息子の姿はどこにもなかった。

シネマトゥデイ

視聴するのに覚悟がいる映画

誘拐された息子が帰ってきたと思ったら警察のミスで別人が家に帰ってきた。

そのミスをを頑なに認めようとしない警察が権力に物を言わせ、本当の息子を探してと訴える母親にひどい仕打ちをします。

これはひとりの勇敢な母親の物語です。

この映画は見ていてつらい、苦しい、悔しい、怒り、悲しみ、失望、恐怖という様々な負の感情が湧き上がってきます。

それ故、心に余裕がなければこの映画に押しつぶされる可能性があるので注意してください。

それでも見る価値のある映画です。

 

サスペンス映画を無料で合法的に見る方法

 

動画配信サービスの無料体験を利用する

動画配信サービスとは、月額で映画・アニメ・ドラマ等が見放題になるサービスです。

スマホ・パソコン・タブレット・テレビ等で視聴可能です。

あらかじめ見たい作品をダウンロードしておけば、Wi-Fi環境がないところでも見ることができます。

その動画配信サービスの無料体験中にサスペンス映画等を見て解約すれば、本当に１円もかかりません。

 

そんなときにオススメなのが動画配信サービスです。

サスペンス映画を無料で見るのにおすすめの動画配信サービスはこの３つ

上記の映画のタイトルの横に書いてあるアルファベットが、動画配信サービスで配信されているものとなります。

 

U－NEXT　

 

U-NEXTのメリット その１ 

U-NEXTではポイント制を設けていて、このポイントを使って見放題に含まれていない新作を見ることができます。

無料体験中に600ポイントもらえす。

映画なら１本、アニメなら２話分、ドラマなら３話分ほど見れます。

さらにU-NEXTでは書籍も扱っていて、600ポイントあれば漫画１冊購入できます。

また、映画館のチケット割引にも利用することができます。

U-NEXTのメリット その２

無料体験中でも雑誌70誌が読み放題です。

 

見たい映画があるか調べる→U-NEXT（クリックしたら左上のU-NEXTのロゴをクリックして検索する）

 

Amazon Prime Video

 

Amazonプライムビデオのメリット その１

プライムビデオ以外にも様々なサービスが利用できる。

代表的なのがこの５つでまだ他にもあります。

Amazonプライムビデオのメリット その２

解約しても登録日から３０日間はサービスを利用できる。

どの会社でも動画配信サービスの無料体験は、無料体験期間中に解約しなければ自動で本登録に移行してしまいます。

そのためできるだけ長く無料体験をするには期限ぎりぎりまで利用して解約するのが一般的ですが、忘れて本登録されてしまう危険性があります。

しかし、Amazonプライムビデオは無料体験を始めたその日に解約しても、30日間サービスの利用を継続することができます。

 

見たい映画があるか調べる→Amazonプライムビデオ

 

Hulu (フールー)

 

Huluのメリットその１

Huluはアメリカ発の動画配信サービスです。

アメリカ発ということで、

海外ドラマの数が動画配信サービスの中でも随一の多さ！

海外ドラマの種類が多いだけでなく、最新作を他の動画サービスよりもいち早く見ることもできます。

海外ドラマ好きは迷わず Hulu 一択だと思います。

他にも映画、日本のドラマの見逃し配信、アニメ、バラエティー番組もあります。

Huluのメリットその２

日本テレビがHuluの国内事業を買収したので、日テレのドラマやバラエティーを見ることができます。

ドラマ放映後の見逃し配信もあります。

 

無料体験するならどの動画配信サービスががおすすめ？

 

無料体験の利用方法

無料体験中もすべてのサービスを受けることができます。

ただし注意点として、無料期間を過ぎると自動で本会員に更新されてしまうので、本会員になりたくない方はその前に解約する必要があります。

お支払い情報（クレジットカード情報）の入力を求められますが、無料体験中に解約すれば引き落とされることはありません。

動画配信サービスの入会・解約方法は簡単です。

 

U-NEXTの無料体験利用方法

U-NEXTの無料体験解約方法

 

Amazonプライムビデオの無料体験の利用方法

Amazonプライムビデオの無料体験の解約方法

 

Huluの無料体験の登録方法

Huluの無料体験の解約方法

 

サスペンス映画【洋画】のおすすめ名作ランキングＴＯＰ４０【2019】まとめ

サスペンス映画は実話が多かったり、緊張感のある作品が多いのでシリアス系が好きな方は楽しめると思います。

いつ配信終了になるかわからないので、そうなる前に動画配信サービスの無料体験を利用してサスペンス映画を無料で見ちゃいましょう。

 

※本ページの情報は2019年8月時点の情報です。詳しくは公式サイトにてご確認ください。